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  • 執筆者の写真坐ッ路Zallo(福田有里子)

『知らぬ存ぜぬ口噤む』 導化構想:№8

更新日:2018年6月7日



 

『知らぬ存ぜぬ口噤む』

導化構想:№8 2013年 制作

 

《+導-》


「探してごらん・・・?」


見えないけれどそこにある その目だけからさぁ察して


水面の下のその口元 見えぬ口がどうなのか


―――笑まぬ目の下 口は哂う


鼻先隠した奴がきく ニヤリニヤリと噤まぬ口が

「貴殿は何を おそれるか」

知らぬ存ぜぬ口噤む しかして見えぬ口先は


水面の下に確かに在る


 

伝えたいこと concept


"導"くための"道化"を模索し

見えぬものを発想をさせる "導化" を創造した


今見えていなくても 確かにそこに在るのだと


見えている物事から

見えない所を想像し

探すためのきっかけを


押し黙っているその人にも 確かに意見があるのだと


 

この作品に関連する詩のリンク


 

 

※【難語の意味:goo辞書より出典】

哂う

噤む


 

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